トナーカートリッジとドラムカートリッジの役割について
2018年1月29日
たのめーる正規取扱販売店エコロジーサプライのスタッフが、トナーカートリッジをご利用いただく際に知っておくと便利な情報を、分かりやすくご説明いたします!
「トナーカートリッジ」と「ドラムカートリッジ」の役割について
プリンタの消耗品一覧を見ていると「トナーカートリッジ」と「ドラムカートリッジ」があるのに気づきませんか?
すでにご存じの方も多いかもしれませんね*^^*
では、その役割はご存知でしょうか?
トナーカートリッジ と ドラムカートリッジ、それぞれに大切な役割があります。
今回は、その役割についてご案内したいと思います!
それぞれの役割を知っていると、万が一不具合が発生した時に対処がしやすくなりますので、是非参考にしてみてください。
トナーカートリッジの役割
「トナー」とは、印刷をする為の粉のことです。
モノクロなら「黒」。
カラーなら「黒」「シアン(青)」「マゼンタ(濃いめのピンク)」「イエロー(黄)」。
このトナー、1粒5ミクロン程度の大きさ。
1ミクロンが1mmの1000分の1ですから全く肉眼では見えないです^^;
印刷する度にトナーは使われて減っていきますので、定期的に交換する必要があります。
インクジェットプリンターで言うと「インク」にあたります。
メーカー純正品とリサイクル品とでは使用しているトナーが異なりますので、純正品とは若干色味が変わる場合があります。
リサイクルメーカーによっても使っているトナーは異なりますので、色味や発色に違いが出てきます。
ドラムカートリッジの役割
メーカーによっては「感光体」と言います。
筒状の部材で、光沢のある塗料でコーティングされています。
インクジェットプリンターは、用紙に直接インクを吹き付け印刷をしますが、レーザープリンターは、、、
①ドラムの表面全体に静電気を帯びさせる
②レーザー光を当て、ドラムに印刷する内容を書く
(レーザー光を当てると静電気が除去される)
③ドラムにトナーを付着させる
(レーザー光を当てた部分にトナーが乗る)
④ドラムに用紙を密着させて、トナーを用紙に転写する
⑤熱と圧力をかけて用紙にトナーを定着させる
といった流れで印刷をしています。
ドラムにトナーを付着させることからも、ドラムが画像品質にとても重要な役割を担っていることはお分かりいただけるかと思いますが、、、このドラム、なかなか繊細な部材なのです。
帯電不良を起こせば用紙全体が薄く汚れたようになり、、、
汚れが付着またはちょっと当たって傷がついてしまえば、ドラム周期で用紙に汚れが付くようになり、、、
ドラムの不具合は直接印刷に影響が出てきてしまいます。
プリンターが紙詰まりをした時に、無理に引っ張ったりしていませんか?トナー交換の時にドラムの部分をつかんだりしていませんか?
ドラムに不具合が起こると、交換するしか方法がありませんので、取扱いは丁寧にしてくださいね。
一体型と分離型
上記のようにトナーカートリッジとドラムカートリッジ、それぞれに役割が異なり、それぞれ定期的に交換する必要があります。
プリンターによって、トナーカートリッジとドラムカートリッジが一緒(一体)になっている「一体型」とトナーカートリッジとドラムカートリッジが別々になっている「分離型」があります。
一体型は、1回でトナー・ドラム両方の交換がまとめてでき、交換の手間がかかりにくいというメリットがありますが、万が一ドラムにキズがついてしまった場合、トナーがまだ沢山残っていても一緒に交換しなくてはいけないデメリットがあります。
分離型は、必要なものだけ交換すれば良いのですが、それだけ交換する回数が多くなります。また、一体型よりもランニングコストがかかる場合があります。
入れ替えなどでプリンターの購入を検討されている場合は、トナーカートリッジが一体型か?分離型か?も選択のポイントにされるといいかもしれませんね。
以上、”トナーカートリッジとドラムカートリッジの役割について”でした!
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