おすすめ商品開発秘話 香り の おもてなし ウォール アロマ
2016年10月19日
おすすめ商品開発秘話 香り の おもてなし ウォール アロマ
エステー 香りのおもてなし 「 ウォール アロマ 」
最近の オフィス では従来の 消臭剤 のほかに アロマ ディフューザー などを使用するところが増えてきました。
オフィスは、物を置くにはスペースが制限されていることや、電源を確保しにくい場所が多いことで、手軽に取り入れられないということがあります。
そこで開発されたのが、 エステー の壁掛け式 芳香剤「 ウォール アロマ 」です。
日本の おもてなし を目指し開発された「 ウォール アロマ 」。いったいどんな 開発 秘話 があったのでしょうか。
壁掛けタイプの芳香剤 さりげない 香り の おもてなし を実現
目指したのは日本の「 おもてなし 」
2020年は東京オリンピック。海外からのお客様も増えることから日本の「 おもてなし 」が今注目されています。
香り の おもてなし では、ショッピングモールなどで随所に アロマ を採用するなど、一般化しつつあります。
反面、 オフィス で使用するには問題点がいくつかあり、手軽に採用することができない場合があります。
そこで 開発 されたのが、 エステー の「 ウォール アロマ 」です。
香り の おもてなし とは言え、形や 香り の存在感が大きいと オフィス では取り入れにくくなります。
海外のサービスのようにお客様に提供していることを感じさせるのではなく、日本の おもてなし のように、お客様が気づかないくらい、さりげなく気遣いをすることが望ましいと考えました。
設置する場所を探す
香りの おもてなし の場所は、受付や通路、エレベーター、応接室、商談室などさまざまです。
それらの場所には、 芳香剤 や アロマ ディフューザー を置ける場所がないことが多いです。
そこで、物を置く場所がなくても使える場所として注目したのが「壁」です。
芳香剤 を壁に掛けることが出来れば、場所の問題は解決できます。しかも、壁掛けなら 芳香剤 自体が存在感が大きく目の邪魔になったりすることもなく、本当にさりげなくおもてなしができます。
壁に設置を考えたとき、どんな場所でもふさわしいデザインである必要が出てきます。
香り をイメージし、花や植物の図案も検討しましたが、合う部屋と合わない部屋が出てきてしまいます。
そこで、意味のあるデザインではなく、特に意味のない模様にすることにしました。
香り のイメージと合うよう、直線的でなく緩やかな曲線の模様を採用しました。
また、色は オフィス 家具 を徹底的に調査し、「白」「ナチュラルウッド」「ダークブラウン」の３色を用意しました。
いずれの色も オフィス 家具 に多い色で、置いてある 家具 に合わせて選ぶと自然な感じで場所になじむデザインとなりました。
デザインへのこだわり
コンセプトを「壁にかける」に設定してから、デザインの方向性を「どんな場所にもなじむ」に決めていく中で、いろいろなこだわりもありました。
まず、形です。
形は正方形。多様なインテリアになじみやすいということで選ばれました。
大きさは、設置場所を選ばないＣＤケースぐらいの大きさにしました。
最も苦労したのが、奥行きです。
圧迫感が出ないようにと薄くしてしまうと薬剤が少なくなるため、使用期間が短くなってしまいます。
ちょうどいいバランスを探して、いくつも試作を作り、最終的にこの奥行に決まりました。
奥行３ｃｍ、ちょうどいいバランスです。
芳香剤 の設置方法はフックで壁にかけるなどのほか、壁に気づ付けられない場所も考慮して、両面テープでの設置も可能にしました。
壁掛けで注意しなくてはならないのは、万が一の落下です。箱の中の薬剤容器の下にスペースを設け、万が一落下した場合でも薬剤が飛び散るのを防ぐようにしました。また、このスペースが設置用の両面テープの収納場所としても活用できるようにしました。
さらに、上部の 香り が出る開口部と薬剤容器の距離を調節し、 香り がほどよい強さで出るように調整を繰り返し、この形になりました。
さらに、デザインが決まった後に、最も苦労したのが、表面の質感でした。
グラデーション的な塗り分けをすることで、木目のようにも見えるデザインにしました。
場所の広さに合わせ複数並べて設置した場合でも、アート作品のような雰囲気になる上品なデザインを目指しました。
そこで、銀箔+印刷+表面加工という３つの手法を組み合わせ、表面に光が当たるとラメのようにうっすらと上品に反射させるようにしました。
ぎらぎらとした反射ではなく上品な反射を実現するために、下地の銀による光の反射を印刷部分でもほんのわずかに透過させるという方法で実現しました。
香り へのこだわり
近年、 香り の おもてなし が一般的になってきましたが、人それぞれに 香り の好みがあり、強い 香り だと不快感を与えてしまったりします。
そこで「 おもてなし 」の趣旨に沿うように、天然精油 を使って上質な 香り でありながらほのかに 香るぐらいの強さにするということにこだわりました。
また、 オフィス での 香り の おもてなし ということを考えて、 香り のコンセプトを「リフレッシュ」「リラックス」「ラグジュアリ」の３つに絞りました。
このテーマと仕様場所を結び付けて調香するとともに、 オフィス 家具 に合う色合いとデザインになりました。
こんな場所にもおすすめ
ウォール アロマ のサイズはＣＤケースぐらいなので、場所を選ばず設置できます。
香り の強さは目安として３～４畳の部屋に１個の設置がおすすめです。
■物を置くスペースがない場所
エレベーターや通路のにおいが気になったことがありませんか？
と言っても物を置くスペースがないので対策もしにくいです。
そこで ウォール アロマ の出番です。
エレベーターなら１つで十分効果を発揮します。通路には等間隔にいくつか並べるとインテリアのように見えます。
■ 来客が多い場所
応接室や会議室、待合室など来客が多い場所はさりげない おもてなし をしたいですね。
とは言っても、テーブルの上に置くと邪魔になりますので、壁にかけておくことをおすすめします。
壁の色や 家具 の色に合わせて ウォール アロマ を選べば、主張しすぎず快適な空間を演出することができます。
■ 机の上に物が置けない場所
社員食堂やショールームなど、机の上に余計なものを置けない場所には、 ウォール アロマ がおすすめです。
食事をする場所では強い 香り はＮＧ。飾る場所の高さで 香り の出方を調整しましょう。
さらに、空調の場所を確認し、空気の流れに アロマ のほのかな 香り が乗るよう設置すれば、空間全体に 香り を拡げることができます。
■ 水がある場所
トイレや洗面所など、水を使う場所では床や棚の上に物を置くのが難しいことがあります。
そんな場所には、 ウォール アロマ がお役に立ちます。壁掛けなので、掃除の邪魔にもなりません。フロアを水拭きしても安心です。
香り の おもてなし は 「 たのめーる 」 にお任せください。
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